ネット上での言動をめぐり、警視庁が捜査を続けているガーシー参院議員。
13日、そのガーシー氏を刑事告訴したジュエリーデザイナーの福谷公男さん(47)が、FNNのインタビューに応じた。
ガーシー氏を刑事告訴した福谷公男さん「事実無根のことを配信されて、次どんな事実無根のことを配信されてしまうんだろうという恐怖感もありましたし…」
東京・表参道で、ジュエリーショップを経営していた福谷さん。
2022年4月に、ガーシー氏が行った動画配信によって名誉を傷つけられ、店の閉鎖を余儀なくされたとしている。
ガーシー氏を刑事告訴した福谷公男さん「脅迫行為もあったので、わたしとしては撤退するしか方法はなかった。デジタルタトゥーとして残ってしまっている状態なので、(ガーシー氏の言うことが)違うと言っても誰も信用してくれないですし、そういった苦しみは今でもずっと続いている」
今回、福谷さんが実名を公表しインタビューに応じた理由は、刑事告訴後もSNSを通じ、ガーシー氏が福谷さんを脅迫するかのような言動を繰り返しているからだという。
実際、ガーシー氏は2月、刑事告訴について触れたうえで、福谷さんに、「お前こんなことして得があんのかって、オレは思ってるんですよ」、「自分の子どもや奥さんにどんだけ迷惑かけるかってこと考えろカス、お前。わかってんなお前。ワレの写真キッチリ上げたるからな、お前。ホンマにバカ!」と迫っていた。
現在は、国家議員の立場にあるガーシー氏に対し、福谷さんは「立法をつかさどる国会議員が告訴という(法律で)認められている権利を踏みにじるような脅迫行為をすることを容認していいのかと、法治国家に対する冒瀆(ぼうとく)行為であって…」と話した。
そのうえで、日本に帰国し、警察の事情聴取に応じてほしいと訴えた。
先週、警視庁の捜査の動きを理由に帰国を見送り、「議場での陳謝」に応じなかったガーシー氏。
14日、国会で懲罰委員会が開かれ、「除名」処分とすることが決まる見通し。
FNNプライムオンライン
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