【ガーシー議員】“除名”も?…厳しい処分”検討” 名指しで批判された鈴木宗男委員長は強く反論

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10日、国会欠席を続けるNHK党・ガーシー参議院議員の処分を検討する参院懲罰委員会の審査が始まりました。処分は2段階で行われる見通しで、最終的には「除名」も含めた厳しい処分が検討されるということです。一方、名指しで批判された鈴木宗男委員長は強く反論しました。

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NHK党のガーシー議員は2022年7月の当選以来、一度も国会に出席していません。

こうした中、10日から始まった参院懲罰委員会で、尾辻参院議長は「速やかに帰国の上、登院するよう求めたが、応じるに至らなかった」などと述べ、懲罰委員会に付託した理由を説明しました。

本格的な審査は、21日に行われる予定です。関係者によると、4種類ある懲罰のうち、処分の軽い順に「戒告」「陳謝」「登院停止」のいずれかの処分が検討される見通しです。

その後、本会議で議決された後、1週間程度、弁明の猶予を与えられ、弁明に現れなかった場合は、最も重い「除名」も含めたより厳しい処分が検討されるということです。

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ガーシー議員は8日のオンライン取材で、次のように弁明しました。

NHK党 ガーシー参院議員
「(国会に)出席してない人、いっぱいいますよね。それこそ病欠で何回もずっと休んでる人いっぱいいるし。病欠やったら、OKなんですかと。じゃあ『僕も糖尿あるから、休みますよ』と、それでOKですかって、話になってくるから」

しかし、参院懲罰委員会の鈴木宗男委員長は「オンラインによる弁明は、理事会としては認めないことをですね。既に決定をしております」と述べました。

一方、NHK党の浜田政調会長はオンラインでの弁明を求めていくとした上で、「仕方ないので、粛々と私が対応することに」と述べました。認められなかった場合は、浜田氏自身が代理人として弁明を行うということです。

一方、SNSでガーシー議員に名指しで批判された鈴木委員長は、次のように反論しました。

参院懲罰委員会 鈴木宗男委員長
「何とかの遠ぼえみたいな話は、私は受け付けません。堂々と自分の考えなり、意見があるならば、出てきて言うのが当然の約束事であるし、義務であると」
(2023年2月10日放送「news every.」より)

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