おぼん・こぼんのこぼん、難病と余命宣告を公表「元気な病人です」“生涯芸人宣言”で2人の夢を語る 『東京漫才』出版記念取材会

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お笑いコンビのおぼん・こぼんが30日、都内で書籍『東京漫才』出版記念取材会に出席。一部で、全身性アミロイドーシスで、余命宣告を受けたと伝えられたこぼん(73)は、自らの口で病状について説明した。

 同書の第3章の中でも「アタックチャンスと余命宣告」という項目があり、病状についてつづられているが、この日の取材会でこぼんは「70歳の時に言われまして(寿命が)80歳って、もう十分です(笑)。自覚症状がないから。お酒も飲むし、食べ物も制限ないしね。いたって元気。元気な病人です」と明るいトーンで話していた。

 同病は、国が指定する難病で、アミロイドというタンパク質が心臓などの臓器に蓄積・沈着し、正常な働きをしなくなっていくもので、発症率は100万人に1人程度。アントニオ猪木も闘病している。

 TBS系バラエティー『水曜日のダウンタウン』で奇跡の仲直りを果たした2人が、初の自伝的回顧録を刊行。結成前夜から下積み時代、1980年代漫才ブーム、若き日のビートたけし&とんねるず、テレビでは語られなかった不仲&仲直りの真相まで、57年間の漫才師人生をおぼん、こぼん、それぞれの視点でたどったガチンコ・ノンフィクション・ドキュメントに仕上がっている。

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